歯磨き粉正しく使えてますか?
むし歯の洪水時代と言われていた時代が懐かしいほど今はむし歯の数が減少してきています。
その理由は、もちろん皆さんの口腔内に対する意識が高くなっているのが非常に大きな要因だと思います。
それと非常に大きな要因として考えられるのは歯磨き粉の質の向上ではないかと思います。
今一般的な歯磨き粉にはフッ化物がはいっているのがほとんどです。(なかには入ってないのもあります)
フッ化物濃度の見方は大体「~ppm」と記載されています。
先日、ガイドラインが改訂され、フッ素配合歯磨き粉の推奨使用量、濃度が発表されました。
歯がはえてから2歳までは 1000ppm で米粒程度(1~2㎜程度)
3歳~5歳 1000ppm でグリーンピース程度(5㎜程度)
6歳~成人、高齢者 1500ppmで歯ブラシ全体(1.5㎝~2㎝程度)
そして非常に重要なポイントは磨いたあと、うがいをする場合は少量の水で1回のみとしてください。
ゆすぎすぎてしまうとせっかくのフッ化物が流れてしまいます。
むし歯が少なくなってきているといってもゼロになることはなかなか難しいです。
まずは自分のつかっている歯磨き粉をみて知ることから始まりです。
せっかく歯磨きをするなら質の高い歯磨きを目指しましょう!!
そしてセルフケアだけでなくしっかりとかかりつけ歯科医のもとで診てもらうことでむし歯ゼロを目指しましょう!!
当院でもおすすめのセルフケアグッズを用意しておりますので気になる点がございましたら当院のスタッフにお尋ねください。