‟コミュニケーション第一„をモットーに掲げる地域密着の診療所です
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むし歯の洪水時代と言われていた時代が懐かしいほど今はむし歯の数が減少してきています。
その理由は、もちろん皆さんの口腔内に対する意識が高くなっているのが非常に大きな要因だと思います。
それと非常に大きな要因として考えられるのは歯磨き粉の質の向上ではないかと思います。
今一般的な歯磨き粉にはフッ化物がはいっているのがほとんどです。(なかには入ってないのもあります)
フッ化物濃度の見方は大体「~ppm」と記載されています。
先日、ガイドラインが改訂され、フッ素配合歯磨き粉の推奨使用量、濃度が発表されました。
歯がはえてから2歳までは 1000ppm で米粒程度(1~2㎜程度)
3歳~5歳 1000ppm でグリーンピース程度(5㎜程度)
6歳~成人、高齢者 1500ppmで歯ブラシ全体(1.5㎝~2㎝程度)
そして非常に重要なポイントは磨いたあと、うがいをする場合は少量の水で1回のみとしてください。
ゆすぎすぎてしまうとせっかくのフッ化物が流れてしまいます。
むし歯が少なくなってきているといってもゼロになることはなかなか難しいです。
まずは自分のつかっている歯磨き粉をみて知ることから始まりです。
せっかく歯磨きをするなら質の高い歯磨きを目指しましょう!!
そしてセルフケアだけでなくしっかりとかかりつけ歯科医のもとで診てもらうことでむし歯ゼロを目指しましょう!!
当院でもおすすめのセルフケアグッズを用意しておりますので気になる点がございましたら当院のスタッフにお尋ねください。
いよいよ年末になり、寒さが本格化してきました。
先日は所属している中野予防歯科研修会(なかよし研)の年末恒例の特別講演会にスタッフと一緒に参加させてもらってきました。
その為、休診させていただき、ご迷惑をおかけした方もいらっしゃるかもしれませんが申し訳ございませんでした。
今回の講演はチーム医療を通して患者さんの歯の将来を考えるというような講演内容でした。
どのような治療がそれぞれの患者さんにとってベストな選択なのかは本当に難しい問題だと痛感しました。
色々な臨床経験だけでなく、その患者さんの生き方(例えば、食事、趣味、仕事、ストレス、喫煙etc)も背景として考えないといけないと思います。
歯医者さんだから「口だけ診る」ではなく、その患者さんのすべての背景を診て診断をする重要性を改めて認識させていただきました。
当院ではドクターはもちろん、担当歯科衛生士、歯科助手さんなど色々気さくに話しやすい環境を整えているつもりですのでぜひ色々と教えてください。
歯周治療は実感が得られにくい治療だと思います。
これはかねてより患者さんには伝えるようにしています。
10年20年後、自分の好きな食事がストレスなくとれていることが将来できていた時に初めて歯周治療のありがたみを実感をすると思います。
「歯は一生もの」
失って気づく非常に大事なものです。
今からでも自分の歯を大事にするキッカケを当院と一緒に作っていきましょう!!
そして皆様に明るい未来が待っているように当院も今まで以上に鍛錬していく次第でございます。
今通院されている患者さんはもちろん、これから新しくお会いさせていただく患者さんの健口をこれからも守っていければ幸いです。
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