いよいよ春到来!!
暖かくなる季節になってきました。
本日は
当院でこだわっている精密治療のひとつをご紹介します。
この画像は
歯の内部(神経)の治療をおこなっている風景です。
一般の方は見慣れないと思いますが、歯の内部(神経)の治療は歯科の中でも特に
感染に対して注意しないといけない治療になります。
歯の内部(神経)の治療はいわゆるお医者さんでいうところの開胸手術と同じような感覚です。
いかに術野を清潔に保つかというのが治療の成功率のカギを大きくにぎります。
歯のまわりにある緑色のものは
ラバーダム防湿と呼びます。
唾液や血液が歯の内部に侵入してこないように防ぐためにゴムのシート状のものの名称です。
そして、もう一つ、歯の一部が青くなっているところがあると思います。
その部分を
隔壁と呼びます。
歯の内部(神経)の治療をする際は、大半が虫歯ができてしまい、内部の神経にまでひろがってしまい、神経がばい菌感染することによって痛みが生じてしまう際に行います。
つまり虫歯の大きさによってはその部分から再感染するおそれがあるのです。
それを防ぐために虫歯によって失ってしまった歯を唾液や血液などの感染源から守るために人工的に壁をつくってあげることが重要なのです。
状況に応じて、その環境(ラバーダム防湿、隔壁)をしっかり整備してから
マイクロスコープを使用した治療を行います。
当院のマイクロスコープは
ドクターが見ている術野をそのまま録画しておりますので、その後、患者さん本人にも確認していただくことが多いです。
自分の状態を知るということが非常に重要であると当院は考えております。
治療に対する不安を少しでも取り除けれるように精密治療には非常にこだわって行っております。
大事な歯を守るためのお手伝いができれば光栄です。
2024年04月08日 22:30